2009年10月6日火曜日

日本語の動詞っていくつあるんだろう?

と、ふと思いついて、「日本語 動詞 数」で検索してみました。
だけど、具体的な数字を出しているページがすぐに出てこなかったので、
オンライン辞書を使って調べてみました。

方法
 1.オンライン辞書の国語辞典で適当に動詞を検索する。
 2.出てきた動詞の説明文より動詞固有の略称を見つける。(例:『[動カ四]』や『(動ハ四)』など)
 3.動詞固有の略称の後半部分を消して説明文検索をする。(例:『[動カ四]』→『[動』)

2011/01/14追記 リンク先の結果は現在異なっています。

以下がその検索結果の数です。
みたところ、大手サイトの辞書は大辞林と大辞泉の二つが提供しているようです。

大辞林が提供
 goo辞書:10,265(※500ページ以降は開けない) リンク
 エキサイト辞書:10,262 リンク
 ニフティ辞書:10,262 リンク
 Infoseek マルチ辞書:  -  (※『(動』で検索できない) リンク
 yahoo辞書(大辞林):  -  (※『[動』を識別できず「動」と同じ検索結果になる) リンク

大辞泉が提供
 au one辞書:10,282 リンク
 yahoo辞書(大辞泉):  -  (※「(動」で検索できない) リンク

中型国語辞典で1万程度の動詞があるようです。
でもこれ、タイトルに答えていないですね。
中型国語辞典の動詞の数がそのまま日本語の動詞の数じゃないですし。う~ん。

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参考・関連リンク

日本語動詞の数はいったいいくつ? -OKWave
同じ疑問を感じた方の質問
日本語動詞の終止形語末音による分類
『日本語語彙体系CD-ROM版』(池原悟ほか編、岩波書店、1999年)に収録されている語彙30万語のうち、動詞(自動詞+他動詞)は6826語あります。
のようです。

2009年10月5日月曜日

「WEB幽 読者投稿怪談(テーマ:「紙」)」未応募作品

2009/10/5完成
文字数(スペースを含める):1,074字

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   しめん

 桐の棺桶がある。覗き込むと、老人が収まっている。真白い死に装束に、頭には三角のあれ。そして菊や百合の花々が空いた空間を緩衝剤のようにみっしりと埋めている。
 顔は、どこかで見たことがあるような、ないような。どうもはっきりとしない。というか、浅黒い、白髪のそれが、はたして男性なのか女性なのかも、わたしには、ちょっと自信がない。ただ、どこか笑顔で。この顔を見た者は皆、悲しみを内に仕舞い、優しく微笑んで送るだろう。この笑顔は感染する。
 その私の横に、大きな人。見上げる。逆光の中みたいに、シルエットしかわからない。ただ、男だと思った。それが頭部の横あたりにしゃがみ込んで、棺桶の顔に、厚手の、濡れた白い紙を、顎の方から、そっとかけていく。四角いそれの両端を、親指と人差し指とでそれぞれつまんでいるさまは、これからマジックでも始めるよう。じらすように、あるいは集中しているのか、ゆっくり、ゆっくりと。
 かけ終えた男は、右腕をまたゆっくりと空に掲げる。嬉しいのか。わたしがその行動の意味を考えあぐねていると、
 がん。
 掲げた右腕を、真っ直ぐ棺桶の、横たわる老人の、白いものがかけられた顔面に振り下ろした。
 ひ、とわたしは小さく悲鳴をあげる。

 がんがんがんがんがんがんがんがんがんがんがんがんがんがんがん。

 握った拳をハンマーをたたきつけるように振り下ろす、振り下ろす。機械的に繰り返されるその動きの、そのまた怖いこと。混乱して私は泣いてしまう。
 やめて、顔が、顔が。その男に抱きつき、体ごとで止めようとする。そこで初めて、どうやら自分が小さい子供になっているらしいのだと気づく。かけられた白い紙の下からわずかに漏れ聞こえる、いたい、いたい、いたい、いたい、の低い声の、そのまた恐ろしいこと。
 泣いても喚いても男は動きを止めない。止めるそぶりも、気にするそぶりも、ない。淡々と、無慈悲に作業を繰り返す。
 やがて、動きは止まった。男は、最初と同じように、今度は額の方から、両端を人差し指と親指で剥がすようにつまみ上る。真っ白だった紙は全体が赤や茶でまだらに染まり、顔の形にそった湾曲とわずかな凹凸に、丸い目玉と一文字の口の、三つの穴が空いていた。
 あの紙の面ということらしい。

 これは、父がどこぞで趣味の悪いお面を買ってきた日の夜に見た夢だ。翌朝、新聞を眺めながらパンをかじる父にそれとなくお面の素性を聞いてみると、父はとうとう自分の骨董趣味に娘が興味を持ったのかと喜び、長々と蘊蓄を話し始めそうな気配だったので、やっぱいいやと断って、そのまま学校に行った。

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9月のテーマ:「紙」に送ろうとしてたら間に合わず、月をまたいでテーマが変わってしまったので未応募。
応募はこちらから→「WEB幽 読者投稿怪談」

成果:とくになし

2009年9月9日水曜日

PDFファイルの追加

 今まで書いた作品のPDFファイルを作りました。1ページが40字×30行で、縦書きです。「投稿作品」ラベルがついたブログ記事末尾のPDFファイルアイコンをクリックすると、Googleドキュメントに置いてあるPDFファイルへアクセスができます。

 GoogleドキュメントでもPDFファイルは直接表示されますが、表示範囲が小さいので、一度ダウンロードしてからPDFファイルを開いたほうが、奇麗に表示されます。

(※2009/9/10追記)
 Googleのアカウントがないと、ダウンロードはできないようです。

2009年7月8日水曜日

「第7回ビーケーワン怪談大賞」応募作品 その2

2009/7/8応募
文字数(スペースを含める):767字

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   ○住の踏切

 ○住の踏切には幽霊が出る。ここらじゃそれなりに有名な話だ。近くに小さな墓場。踏切横の植物に覆われた妙に古くさい家。確かに雰囲気はある。そんときなんでそこを使ったのかは覚えてない。夜だ。俺はパンクした自転車をひきながら歩いてた。ろくに街灯もないあそこは踏切の誘蛾灯みたいなオレンジの明かりが暗闇にぼんやり浮かび上がる。夢の景色みたいなそれにとぼとぼ歩いてく。と5メートルくらい手前で踏切のライトの中に妙なものを見つけた。背広だ。人の体だ。顔ははうなだれて分からない。こちら向きの背広が道路の中央の遮断機のポールが通るあたりで吊られたように浮いている。ぷうらりぷうらりわずかに揺れてその妙に印象的な画は今でもよっく覚えてる。見た瞬間自分でも面白いくらいピシっと止まったよ。硬直した。混乱した。動けないんだ。逃げたいのに、叫びたいのに、うずくまりたいのに自分の体が遠い。ただ涙目で犬みたいにうなるだけだった。音がすぐに聞こえた。ギュッギュッギュ。軋むような音。何か、と考えるまえに前方の体がガクンと大きく動いた。手足が不自然に跳ねた。そして音がするたびにどうやら体が少しずつ上がっていくんだ。ギュッとするたびに足先分くらいが。それがある程度まであがるとガクンと落ちる。で手足が跳ねる。また上がっていく。その繰り返しだ。その何度目かで空に吸い込まれるようにスポンと消えた。音もだ。その場にへたりこんだ。自転車も当然倒れただろう。今度はそこから動けなかった。自分の後ろにさっきの背広が立っている妄想が頭にこびりついて離れなかったんだ。そいつはどんどん膨らんで次の瞬間にも肩に手を置かれる気がした。怖くて死にそうだった。そして、
 おい
 それが俺が中学んとき、○住の踏切んとこでお前に声をかけられてしょんべん漏らして泣いた理由だ。笑いたきゃ笑え。

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リンクはこちらから→「○住の踏切」(ビーケーワン怪談大賞ブログ)
成果:とくになし

2009年6月24日水曜日

「第7回ビーケーワン怪談大賞」応募作品 その1

2009/6/24応募
文字数(スペースを含める):601字

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   何彼

 両親と兄は電気屋へ行くそうだ。私は居間の火燵から出て行く車を見送った。火燵で横になって本を眺めていると、当然睡魔が襲ってくる。座布団を折って枕にし、私は伏せて眠ってしまった。

 二階に誰か居る。ゆるやかな意識の覚醒とともにそう直覚した。私は母がベランダの洗濯物を取り込んでいる姿をぼんやりと想像した。瞼を開け、目の前の、ガラス越しの庭の景色を見るとなしに見ていると、違和感があった。駐車スペースに車がない。つまりまだ誰も帰ってきていないはず。そして当然母親も……。そう思い至ると急にぞくりとした。

 全てを誤魔化すため無理にでも眠ろうとしたが、意識のフォーカスは二階のなにかへと勝手に定まっていく。部屋から廊下へ動いた。物音がする訳でもないのに、その動きがなぜかよく分かった。
 二階から階段を下りて一階のキッチンへ。しばらくそこをうろうろすると、居間の方へと移動してくる。
 そしてこちらに、火燵で横になっている私に、いま気付いた。
 ああ、くる、くる、くる。歩速をゆるめて近づいてくる。
 きた。
 火燵の横辺、私の背中を見下ろす位置に立ち止まる。
 数秒。
 そっと腰を下ろす。
 私の左足に接した側の火燵布団が小さく、めくれるように動いた。
 何かが、火燵にチョコンと座って、正座して、こちらをじいっと見ている。背筋をぴんと伸ばして、大きな目で、真っ直ぐに。

 馬鹿らしいと思いながらも、振り返ることができなかった。

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リンクはこちらから→「何彼」(ビーケーワン怪談大賞ブログ)
成果:とくになし

2009年6月5日金曜日

『てのひら怪談 己丑』発売




 『てのひら怪談 己丑』を近所の本屋で買ってきました。既に2冊目。1冊目は欲しがってた友人にbk1で郵送して、今回も人にあげるためです。積んでおいてある(といっても2冊だけでしたが)のを見ると、たった一話を書いただけですが、嬉しいもんですね。

『てのひら怪談 百怪繚乱篇』と『てのひら怪談 己丑』のセールスランク@Amazon

参考:ここ

『てのひら怪談 百怪繚乱篇』

『てのひら怪談 百怪繚乱篇』

『てのひら怪談 己丑』


『てのひら怪談 己丑』
©HANABUSA Ikkei